
ソフトウェアの実行
4.1 サンプルソフトウェアの実行
Rev. 1.01 2008.05.07 4-2
RJJ11J0034-0101
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4.1 サンプルソフトウェアの実行
本製品には、ハードウェアの動作確認やソフトウェア開発の技術参考資料としてサンプルソフトウェアを添付
しています。以下にサンプルソフトウェアのロードモジュールをダウンロードするまでの手順について示します。
【注】本サンプルソフトウェアを実行させるためにはSH7670 CPUボードのディップスイッチ(SW8)を初期設
定の状態にしてください。
4.1.1 サンプルソフトウェアのダウンロード準備
CD-ROMにある、"Sample_software"ディレクトリをホストコンピュータの作業ディレクトリにコピーします。
読み取り専用属性になっている場合は、読み取り専用属性を解除してください。また、コピーするディレクトリ
パスに漢字、スペースが入らないようにしてください。クロスツールが正常に動作しません。
以下では "C:¥WorkSpace"ディレクトリにコピーしたものとして説明します。
【注】・サンプルソフトウェアのロードモジュールをダウンロードするためには、HEW、E10A-USBエミュレー
タソフトウェアがインストールされている必要があります。(第3章参照)
・サンプルソフトウェアの変更を行う場合、SuperH RISC engine C/C++コンパイラパッケージがインスト
ールされている必要があります。(「1.5 お客様でご用意いただくもの」参照)
4.1.2 SH7670 CPUボードおよびE10A-USBの起動手順(HEWの起動)
① ホストコンピュータとE10A-USBエミュレータを接続してください。
② SH7670 CPUボードとE10A-USBエミュレータを接続してください。
(SH7670 CPUボードの電源はONにしないでください。)
③ [スタート]メニューの[プログラム]から[Renesas]->[High-performance Embedded Workshop]->
[High-performance Embedded Workshop]を選択してください。
④ [ようこそ!]ダイアログボックスが表示されます。
「別のプロジェクトワークスペースを参照する」にチェックをいれて"OK"ボタンをクリックします。
図4.1.1 [ようこそ!]ダイアログボックス
【注】 プロジェクトワークスペースとは、ユーザが作業を行うための領域で、プロジェクトとその構成が収容さ
れます。プロジェクトは、プログラムまたは最終バイナリファイルを作成するための構成とファイル群を
まとめたものです。プロジェクトワークスペースの詳細説明については「SuperH RISC engine
High-performance Embedded Workshop 4ユーザーズマニュアル」をご参照ください。
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