
2. SH7710 ご使用時のソフトウェア仕様
20
(14) [IO]ウィンドウ
• 表示と変更
ユーザブレークコントローラ(User Break Controller)は、E10A-USBエミュレータが使用す
るため、値の変更は行わないでください。
ウォッチドッグタイマ(Watchdog Timer)の各レジスタは、読み出し/書き込みの2つを用
意しています。
表 2.2 ウォッチドッグタイマのレジスタ
レジスタ名 用途 レジスタ
WTCSR (W)
書き込み用 ウォッチドッグタイマコントロール/ステータスレジスタ
WTCNT (W)
書き込み用 ウォッチドッグタイマカウンタ
WTCSR(R)
読み出し用 ウォッチドッグタイマコントロール/ステータスレジスタ
WTCNT(R)
読み出し用 ウォッチドッグタイマカウンタ
ウォッチドッグタイマは、ユーザプログラムの実行時以外は動作しません。周波数変更レジ
スタの値は、[IO]ウィンドウや[Memory]ウィンドウから変更せず、必ずユーザプログラム内
で変更してください。
E10A-USBエミュレータでは[IO]ウィンドウから内蔵I/Oレジスタにアクセスできますが、バ
スステートコントローラのSDMRレジスタに書き込む際には注意が必要です。SDMRレジス
タに対して書き込みを行う場合、書き込みを行うアドレスをあらかじめI/Oレジスタ定義ファ
イル(SH7710.IO)に設定してから起動してください。I/Oレジスタファイルは、I/Oレジスタフ
ァイル作成後、デバイス仕様が変更になることがあります。I/Oレジスタファイルの各I/Oレ
ジスタと、デバイスマニュアル記載のアドレスに相違がある場合は、デバイスマニュアルの
記載にしたがって修正してご使用ください。I/Oレジスタは、I/Oレジスタファイルのフォー
マットにしたがい、カスタマイズすることが可能です。なお、E10A-USBエミュレータでは、
ビットフィールド機能についてはサポートしていませんので、ご了承ください。
•
ベリファイ
[IO]ウィンドウにおいては、入力値のベリファイ機能は無効です。
(15) 不当命令
不当命令をSTEP実行すると、次のプログラムカウンタに進みません。
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