
2. SH7710 ご使用時のソフトウェア仕様
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表 2.9 測定項目 (2)
選択名
オプシ
ョン名 選択項目
Non-cacheable area data access cycle NCD
ノンキャッシュエリアデータアクセスサイクル
Cacheable area access cycle CC
キャッシュエリアアクセスサイクル
Cacheable area instruction access cycle CIC
キャッシュエリア命令アクセスサイクル
Cacheable area data access cycle CDC
キャッシュエリアデータアクセスサイクル
Access counts other than instruction/data NAM
命令・データ以外のアクセス回数
Non-cacheable area access counts NCN
ノンキャッシュエリアアクセス回数
Non-cacheable area instruction access counts NCIN
ノンキャッシュエリア命令アクセス回数
Non-cacheable area data access counts NCDN
ノンキャッシュエリアデータアクセス回数
Cacheable area access counts CN
キャッシュエリアアクセス回数
Cacheable area instruction access counts CIN
キャッシュエリア命令アクセス回数
Cacheable area data access counts CDN
キャッシュエリアデータアクセス回数
各測定条件については、表 2.10 に示す条件が発生した場合についてもカウントを行います。
表 2.10 パフォーマンス各測定条件においてカウントする場合
測定条件 留意事項
TLB
のキャッシング可能ビット
の設定により、キャッシングされ
ない場合
キャッシュ可能領域へのアクセスにカウントされます。
キャッシュオンでのカウント
キャッシュ不可領域のアクセスがサイクル数、回数が実際よりも少なく、キャ
ッシュ可能領域、
X / Y-RAM
、
U-RAM
エリアへのアクセスは実際よりも多く
カウントされることがあります。
分岐回数のカウント カウンタの値は、
2
ずつ増えます。これは、
1
回の分岐につき有効なサイクル
が
2
サイクルという意味です。
【留意事項】
1. AUD トレースの Non realtime trace モード中は、ストールの発生状況や実行サイクルが
変化するため、正確なカウントが出来ません。
2. カウンタのクロックソースが CPU クロックであるため、スリープモード等で CPU クロ
ックが停止する場合は、カウントもストップします。
(2) 測定結果の表示
測定結果は、[Performance Analysis]ウィンドウ、または、PERFORMANCE_ANALYSIS コマンドで
行います。表示結果は 16 進数(32 ビット)で表示します。
【留意事項】
パフォーマンス測定の結果のカウンタがオーバーフローした場合、"********"を表示します。
(3) 測定結果の初期化
測定結果の初期化は、[Performance Analysis]ウィンドウのポップアップメニューで [全てリセット]
を選択するか、PERFORMANCE_ANALYSIS コマンドで INIT を指定してください。
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