
2. SH7710 ご使用時のソフトウェア仕様
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2.2.5 [Break Condition]ダイアログボックス、BREAKCONDITION_SET
コマンド設定時の注意事項
(1) Break Condition 2の条件は、Go to cursor、Step In、Step Over、Step Out使用時は無効です。
(2) BREAKPOINTが設定されている命令を実行する際に、Break Condition 2の条件は無効となり
ます。したがって、Break Condition 2の条件が成立する命令にはBREAKPOINTを設定しない
でください。
(3) Break Conditionの条件成立後に複数命令を実行してから停止することがあります。
(4) 遅延分岐命令のスロット命令ではPCブレークの実行前にプログラムを停止することができ
ません。遅延分岐命令のスロット命令にPCブレーク(実行前停止条件)を設定した場合、分
岐先の命令実行前で停止します。
(5) Break Condition 1,2についてはパフォーマンス測定機能における開始/終了条件としても使用
します。この時、[イベントポイント]ウィンドウの[Break condition]シートのAction部分にPA-1
start point, PA-1 end point と表示されます。
コマンドライン機能のBREAKCONDITION_DISPLAYコマンドによるBreak Condition条件表
示時も同様です。この場合、Break Condition 1,2条件成立でブレークしません。
(6) マルチステップ命令実行時に設定した実行回数でブレークしないことがあります。
2.2.6 UBC_MODE コマンド設定時の注意事項
[Configuration]ダイアログボックスにおいて、[UBC mode]リストボックス設定時に[User]と設定した
場合、Break Condition 2 を使用して実現している STEP 系コマンドは使用できません。
2.2.7 パフォーマンス測定機能
E10A-USB エミュレータは、パフォーマンス測定機能をサポートしています。
(1) パフォーマンスの測定条件の設定
パフォーマンスの測定条件の設定は、[Performance Analysis]ダイアログボックス、および
PERFORMANCE_SET コマンドを使用します。[Performance Analysis]ダイアログボックスは、
[Performance Analysis]ウィンドウ上の任意の 1 行を選択しマウスの右ボタンを押すと、ポップアップ
メニューが表示され、[設定]を選択すると表示されます。
【留意事項】
コマンドラインシンタックスについては、オンラインヘルプを参照してください。
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